NANA

映画見てきました。以下ネタバレ感想。

ここしばらく原作付の映画を見て「これは良かった!」と思えたためしがなかったのですが、NANAはすごい良かった。
原作のいい部分を壊さないでいてくれたのは監督に感謝。

漫画が原作であると、少なくともヴィジュアルのイメージは大切にしたい。
NANAは707の間取り、家具、その他衣装、アクセにいたるまでほとんどが原作通り。
これだけでも、見るだけの価値はあると思います。

まだ連載が継続している作品である以上、変に大団円みたいなオチはつけられたくなかったので、あそこで終わるのも私はアリかな。


少々府に落ちなかったのは章司の扱い。
あの時間の中で章司の気持ちの移り変わりを描く時間はなかったんだろうけど、いくらなんでもあれじゃタダのひどい男。サエコの幸子が輪をかけてムカつく。
想像以上に良かったのは能世あんなちゃんの淳子。
すごいイメージ通り。いい部分で原作にプラスアルファした感じ。タバコ吸ってても全然違和感がない。


キャラクターはそれぞれ良い部分を演じられてた気がします。


不満だったのは2点。


それだけですなw